バイオプラスチックに限定せずにプラスチック全般について、学んでいきます。
・化学反応⇒化学反応において炭素(C)を含む場合を有機化学反応と呼びます。プラスチックはそのほとんどが有機化合物です。
・熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂⇒プラスチックは、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂に大別されます。現在、世の中で使用されているプラスチックの9割は熱可塑性樹脂です。バイオプラスチックも大半は熱可塑性樹脂となります。
熱可塑性樹脂は、常温では個体ですが、加熱により液体に変わります。液体は、冷却されると固化し、何度もこの変化を繰り返すことが可能です。
熱硬化性樹脂は、常温では固体または粉末状ですが(場合により、液体の素材を化学反応させる場合もあります)、加熱によって液体になります。しかし、すぐ化学反応を起こして固化します。化学反応で固化してしまった後に再び液体に戻ることは出来ません。
このように両者には大きな性質の差があります。